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世界の競馬、日本の競馬

競馬を20年以上見ている僕が思い出のレースや予想、国内海外の競馬ニュースを紹介します。

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皐月賞有力馬サトノクラウンの「見慣れない」父マルジュはあの名牝の弟



今年の皐月賞で本命視されているサトノクラウン。デビュー以来3戦3勝。2歳時に東スポ杯2歳Sを勝ち、3歳になり皐月賞前哨戦である弥生賞を快勝。無敗のクラシックホース誕生が期待されています。

このサトノクラウン。ディープインパクトなどのサンデーサイレンス系でもなく、キングカメハメハなどの国内強豪種牡馬の産駒でもない。ラストタイクーンの仔マルジュ(Marju)が父なのです。

マルジュと言えば桜花賞馬マルセリーナや重賞馬グランデッツァのBMSと知られている海外ベテラン種牡馬。主な産駒としては香港で大活躍したヴィヴァパタカなどがいるが、日本では皆無。正直全然知らなかったんですよね。

マルジュは現役時代セントジェームズパレスSを勝ち、英ダービーで2着している馬で、それなりの成績をおさめていますが、何と言っても1歳上の姉が英1000ギニー、英愛オークス、ヴィルメイユ賞を勝った名牝サルサビルというのが血統的な魅力。

母の父ロッシーニ(Rossini)は現役時代は短距離で活躍したマイナー種牡馬。マルジュ、サルサビルは2,400mでも活躍したのでサトノクラウンもダービーまでは大丈夫かな?



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昨年のアメリカ最優秀2歳牡馬アメリカンファロアーが圧倒的な力をみせつけてアーカンソーダービーを勝利



以前「今年の米3歳マイル路線で注目」と述べたカルキュレーター(Calculator)を、2歳時のデルマーフューチュリティとフロントランナーSで4馬身4分の3差、3馬身4分の1差と子供扱いした2014年エクリプス賞最優秀2歳牡馬アメリカンファロアーAmerican Pharoah)。

そのアメリカンファロアーがG1アーカンソーダービーに出走。前哨戦レベルSでは2着に6馬身以上の差をつけて快勝し、デビュー戦で負けた以来の3連勝。アーカンソーダービーでは単勝1.1倍という圧倒的な人気になったのも頷ける。

アーカンソーダービーでは2番手につけて道中を進み、向こう正面から逃げた馬をまくって先頭に。他の馬達がムチを叩いたり、手綱を激しく動かしている中で持ったままでスーッと着差を広げていくアメリカンファロアー。どんどん差は広がり、8馬身もの大差で勝利。これは強い。

父はエンパイアメーカーの仔でケンタッキーダービー2着のパイオニアオブザナイル(Pioneer of the Nile)、母の父はストームキャット産駒のヤンキージェントルマン(Yankee Gentleman)。



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ドバイWCを制したプリンスビショップは悲劇の名馬ドバイミレニアムの孫



今年のドバイワールドカップクラシックは9頭立てと少頭数。そのうち2頭が日本馬(ホッコータルマエ、エピファネイア)ですが、ホッコータルマエは昨年このレースで16着大敗、エピファは初ダートと不安要素多い。

そんなレースを制したのはゴドルフィンのプリンスビショップ(Prince Bishop)。中段を進み、残り300mで先頭に立つとぐいぐいと着差を広げてゴール。昨年このレースで9着に敗れましたが、見事リベンジ。2着には去年のアメリカ二冠馬カリフォルニアクローム(California Chrome)。ホッコータルマエ5着、エピファネイアは殿負け。

プリンスビショップはドバウィ(Dubawi)産駒。志半ばで散ったドバイミレニアム(Dubai Millennium)の血統からついにドバイワールドカップクラシックを制覇する馬が誕生。競馬のロマンをあらためて感じた勝利でした。



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