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世界の競馬、日本の競馬

競馬を20年以上見ている僕が思い出のレースや予想、国内海外の競馬ニュースを紹介します。

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【競馬関連ブログのおすすめ記事】

地方競馬3歳女王決定戦のレース名にもなった南関東伝説の女王ロジータ



かつてケーエフネプチュンやマキバサイレント、最近ではクラーベセクレタなどが勝ち馬に名を連ねる地方競馬3歳女王決定戦であるロジータ記念が川崎競馬場行われ、ミスミランダーが接戦を制して優勝しました。ミスミランダーは黒潮杯などを勝った強豪で、今日のロジータ記念勝ちで重賞3勝目となりました。レースを見たのですが、森泰斗騎手がとても上手く乗ったなぁという印象。内側の経済コースをきっちりと走りきって、外を回って追い込んできた1番人気のリンダリンダなどをしのぎきった。

ところで「ロジータ記念」の「ロジータ」とは何ぞやと思う人もいるかもしれませんが、ロジータとは1980年代後半に登場した川崎の名牝の名前で、その走りは「川崎の伝説」とも言えるものでした。


「南関東の女王ロジータ」
旧4歳になって重賞3連勝したとこで陣営は牝馬クラシックではなく牡馬クラシックを目指すことを決めました。もう牝馬相手と戦っても意味はないと判断したのでしょう。それくらい圧倒的な強さを示していました。そして南関東クラシック初戦の羽田盃に参戦するわけですが、見事に勝利し、続く東京ダービーも勝利。あっさりと二冠を達成します。その後は古馬との初対戦となった報知オールスターCでは、名騎手佐々木竹見を背にした古豪ダイタクジーニアスに破れ(2着)、中央のオールカマーでは初芝、初中央という3歳牝馬には過酷な条件にもかかわらず5着に健闘。そして、南関東に戻って東京王冠賞を勝って見事に南関東三冠を達成します。

三冠達成後は中央のジャパンカップにチャレンジしますが、ここではさすがに15着惨敗を喫します。しかし暮れの大井で行われた「地方の有馬記念」である東京大賞典では岩手の怪物スイフトセイダイなどを相手に0.7秒差をつける圧勝劇を見せ、年明け2月の川崎記念を最後に引退を表明します。


伝説のラストラン「1990年川崎記念」
1990年2月、寒風の中行われた川崎記念では「単勝1.0倍」という圧倒的人気になったロジータ。8頭だてとなったこの年の川崎記念では、ロジータ以外の7頭全てが単勝万馬券というあたりで、いかにそこにいた誰もがロジータの勝利をレース前から確信していたかがわかります。

上の動画はそのロジータのラストランとなった川崎記念の様子。レース半ばから手綱を持ったままでスーッと先頭に立ち、そのまま横綱相撲。終わってみれば2着に1.6秒差の圧勝。見事なラストランを飾り、地元川崎のファンに別れをつげ、第二の人生を送るため北海道へ帰っていきました。


現役時代とひけをとらない繁殖成績
繁殖牝馬となったロジータの初仔は父ナスルエルアラブのシスターソノ。デビュー2連勝を飾り、3戦目のG1阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ)では1番人気におされるほどの人気と実力を誇りました(結果はヒシアマゾンの11着)。オースミサンデーは父サンデーサイレンスの良血で、弥生賞2着、父コマンダーインチーフのイブキカバメントは重賞2勝、その弟のカネツフルーヴ(父パラダイスクリーク)は母譲りのダート適性を見せ、地方交流競争で勝ちまくりました。その他、ジャパンダートダービー2着のアクイレジアなど数多くの実力馬を輩出。名繁殖牝馬としても確固たる名声を得ました。

初仔シスターソノの仔、レギュラーメンバーは交流G1を2勝し、ドバイワールドカップにも参戦するなどダートで一時代を築いた名馬。ちなみに母ロジータの引退レースとなった川崎記念はカネツフルーヴ、レギュラーメンバーも勝っており、3世代で制覇している。川崎のオールドファンも嬉しいことでしょうね。

ロジータの父は名種牡馬ミルジョージ。ミルジョージはダートの名馬もたくさん生んでおり、ロジータはその代表産駒の一頭となっています。母のスピードキヨフジの父はチャイナロックなので、父母両方からスタミナとダート適性、タフさ、勝負根性などを受け継ぎ、そして子孫にも確実に伝えていったわけですね。えらい馬だなぁ。ちなみにスピードキヨフジの妹にはシンザン記念を制した名牝ミルフォードスルーがいます。血統的に地味な名前が多いけど、すごく優秀な血脈ですね。



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地味だけと骨っぽいメンバーの中、問題無くレコードで圧勝したビワハヤヒデの強さ【第27回デイリー杯3歳S】



「もうすぐデイリー杯なんだなぁ」とぼんやり過去のデイリー杯を思い出してみたが、まず最初にうかんだのはビワハヤヒデが勝った1992年のデイリー杯。競馬をちゃんと見るようになってもう20年以上経ちますが、やっぱり始めた頃の方が思い出が残っていますね。競馬をちゃんと始めた1992年の3歳(現2歳)で一番評価が高かった馬、それがビワハヤヒデ。

新馬戦を大差勝ちし、マイル戦のOPもみじSを3歳レコードタイムで快勝。そして初めての重賞挑戦になったデイリー杯3歳S。このレースも完勝でした。動画を見るとわかりますが、着差以上の楽勝。このレース、メンバーのレベルは地味に良かった気がする。後にOP2勝するテイエムハリケーン(このレース2着)、年明けのシンザン記念を制したアンバーライオン(同4着)、翌年のクリスタルCを制したセントミサイル(同8着)となかなかのメンバーでしょ。そんな中、ビワハヤヒデは圧勝。しかも芝1,400mの3歳レコード。2戦連続のレコードで「これは凄い」と紙面を賑わせてた記憶が。

圧倒的1番人気におされた朝日杯では外国産馬エルウェーウィンの強襲に屈して2着に負けてしまったけど、安定感はピカイチだし、クラシック有力候補には間違いない。そんな感じだった。

言うまでもなく一つ下の半弟は三冠馬ナリタブライアンなわけだが、爆発力ではブライアンの方が強かったと思うが、それでも10回戦ったら5回はビワハヤヒデが先着しそうな気もする。もっと評価されても良い馬だと思うんだよな。

しかし血統というのはよくわからないな。いくら母親が優秀とは言え、父シャルードであそこまで強く、そして距離もこなすなんて(主戦の岡部は「この馬は中距離馬」と言ってたらしいけど)。



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マイル王ヤマニンゼファーが距離の壁を破り優勝【第108回天皇賞(秋)】



明日(もう今日)は天皇賞なんですね。天皇賞(秋)は2,000mというマイラーとステイヤーが集まるエキサイティングな距離なので好きなレースの一つ。でもさすがにステイヤーは厳しいのかな。キタサンブラックも回避だし。

今年の注目はアジアのマイル王モーリスの参戦ですね。マイル王モーリスと世界の中距離王エイシンヒカリの対決ってのが盛り上がってるところのようですが、やはり心配されているのはモーリスの距離適性。前走の札幌記念は2,000mの練習だったと思うけど、2着という評価がとても難しい結果で悩ましい。惨敗だったら「適正無いね」となるし、勝てば「2,000mは大丈夫そう」となったのだが…。モーリスも血統的には2,000m問題無いはずなんだけどな。

ちなみに僕の本命はラブリーデイなんだけど、どうかな。ラブリーデイは2,000mが適距離だと思うんだけど、東京の大外枠ってのは運が無かったな。去年と違って人気も落ちたし、秋に狙うならここしかないと思うんですよね。

今回の天皇賞(秋)の雰囲気で何となく思い出したのが1993年の天皇賞(秋)。ステイヤーであるライスシャワーが一番人気になったものの、人気は割れていた。善戦マンのナイスネイチャが2番人気で玉砕覚悟の大逃げでおなじみのツインターボが3番人気というあたりでもう波乱の予感。

勝ったのは「スプリント王」のヤマニンゼファー。これまでマイル以下でしか良績を残していなかったヤマニンゼファーの天皇賞(秋)挑戦は話題になったし、大部分が「距離もたないだろう」って思ってたはず。前走毎日王冠で6着に破れてたし、何と言っても父は短距離王ニホンピロウィナー。僕も当時「何で天皇賞に出てきたんだろう」って思ってた。しかし蓋を開けてみるとトウショウボーイの仔セキテイリュウオーとの壮絶な叩き合いの末にハナ差で勝利を掴んだ。結果的に距離をこなした。

さて、モーリスである。実力はある。ヤマニンゼファーよりかは2,000mの距離適性あるとは思う。ライバルのエイシンヒカリは好枠を活かして逃げるだろう。ツインターボの逃げとは異なるが、直線長い東京コース。その辺りがどうなのか。ライバルを前方に見ながらモーリス、ラブリーデイが好位から差し切る。そんなイメージを持っているがいかに。



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