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世界の競馬、日本の競馬

競馬を20年以上見ている僕が思い出のレースや予想、国内海外の競馬ニュースを紹介します。

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【競馬関連ブログのおすすめ記事】

武蔵野S、デイリー杯他の予想と結果

武蔵野S

今週も東京競馬場に行きました。昨日まで寒かったので厚着したんですが、予想外に暑くて、半袖の人もいました。昼過ぎに行ったので8Rからの参戦。

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【東京8R 3歳500万下】
■予想
◎グレーターロンドン
○ムーンクエイク
★ナイアガラモンロー

良血グレーターロンドン1年ぶりの復帰戦。ここまでキャリア3戦ながら2勝2着1回と、底を見せてないのが魅力。相手はミルコ・デムーロ騎乗のウェルブレッドかなぁと思ってたら出走取消。というわけで相手は2番人気のムーンクエイクにした。でもそれじゃ面白くないので穴を探してみたところ、気になったのが12番ナイアガラモンロー。前走大敗は太めが原因かなと思ってたんだけど、今日は8キロ減。持ちタイムも上位だし面白そう。

■買い目
ナイアガラモンローからロンドン、クエイクにワイドで。あとはナイアガラモンローの複勝。

■結果
ナイアガラモンローが逃げてしまう展開。なんとか粘ってくれ!と見てたがやっぱり無理でした。後方にいたグレーターロンドンがメンバー最速の上がりで差しきり快勝。グレーターロンドンと同じ位置にいたエンジニアが2着。後から新聞見たらエンジニアってシーザスターズの仔なんだ。

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【東京9R オキザリス賞】
■予想
◎マルカソレイユ
○ハッピーランラン
▲トウケイライデン
△シゲルベンガルトラ
△バレーロ
×ファンヴィー

8Rは競馬場到着後にバタバタと買ったので、ここからが本番。圧倒的1番人気は6番マルカソレイユ。前走初ダートの未勝利戦を1.1秒差圧勝。兄は2012年のユニコーンS勝ち馬ストローハットということでダート適正が高い。パドックでマルカソレイユをまじまじと見たけど、良い馬だった。貫禄あって落ち着いてた。さて相手。2番人気バレーロは発汗が目立ったので評価を下げ、3番人気アフターバーナーは馬体重16キロ増。シゲルベンガルトラはパドックでずっと落ち着きなくて「元気が良いのか、単なる気性難なのか」と迷った。

で、オッズを見たらハッピーランランが8番人気となっていて驚いた。前走はあのエピカリスが2着に1.1秒差をつけて勝ったプラタナス賞で4着。2着とは0.1秒差なので今日は人気になるかなと思ってたんだけど。それなら買うよと。あとは何か気になった10番人気トウケイライデンからもワイドで。

■買い目
マルカソレイユから馬連。ハッピーランラン、トウケイライデンからそれぞれワイドで流し。

■結果
激しくハズした。こんなに圧倒的にハズすなんてヤバい。マルカソレイユは全く伸びず11着大敗。ハッピーランラン13着、トウケイライデン15着と予想上位が全て二桁着順というヤバさ。今日はダメな日なのかもしれない…。

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【東京10R 三鷹特別】
■予想
◎マリオーロ
○スマートプラネット
▲カシノピカチュウ

9Rでちょっとイレ込んでしまい買い過ぎたので、10Rは控えめに。新聞ではグレイトチャーターを本命にしようかと思ってたんだけど、パドック見たらマリオーロがすごく良くてね。グレイトチャーターは逆にあまり良く見えなくて、本命をマリオーロに変更。穴にスマートプラネットを抜擢。近走は着順的にはかんばしくないが、タイムは悪くないし、一発あってもおかしくないかなと。あとは「ここ何年かの中で一番調子が良い」という助手のコメントがあったカシノピカチュウ。

■買い目
マリオーロ、スマプラ、ピカチュウの3連複。スマプラ軸のワイド。

■結果
8、9、10Rと1番人気を本命にしながら外すという…。マリオーロもそこそこ良い脚で伸びてきたんだけど届かず5着。スマプラはシンガリ18着というもう笑うしかない結果。しかも勝ったのがカシノピカチュウという…。

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【東京11R 武蔵野S】
■予想
◎モーニン
○ゴールドドリーム
▲ノボバカラ
★カフジテイク

2月のフェブラリーS勝ち馬モーニンが人気。前走船橋の日本テレビ盃では後のJBCクラシック馬アウォーディーの2着とやはりダートでは強い。パドックでも堂々としてて一番良く見えた。本命にしようと思ってたゴールドドリームはどうにもパドックで元気ない。かと思えば騎乗号令かかると今度は首をブンブン上下に振り出す始末。いっそのこと消すかと思ったけど、本馬場後はミルコが御して良い感じになったので買うことに。ノボバカラはパドックでずっと落ち着いてたし、馬体も良かった。前走グリーンチャンネルCで驚異的な末脚で快勝したカフジテイク。昨日の段階では本命にしようと思ってたけど、意外と人気(6番人気)になっちゃって。

■買い目
モーニン、ゴールド、ノボの上位人気3頭の三連複。カフジテイクからのワイド。

■結果
モーニンはどこいったぁあああ!という感じの惨敗。先行し押し切ってレコードタイムで勝ったのはタガノトネール。強かったな。2着にはゴールドドリーム。こちらも強い。3着には最高峰から追い込んだカフジテイク。ようやく当たった。

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【京都11R デイリー杯2歳S】
■予想
◎タイセイスターリー
○ジューヌエコール
▲ディーパワンサ
△サングレーザー
★ベルカプリ

2勝馬ジューヌエコールのスピードがそのままここでも圧倒するかもなーと思いながらも、未知の魅力タイセイスターリーを本命に。ミッキーアイルの弟という良血と稽古での動きの良さから推してみた。1番人気もタイセイスターリー。今日、全部1番人気本命にしてるなぁ。本命党ではあるが、極端だし、結果がともなってないので、ここも不安がよぎるけども…。

穴はベルカプリ。未勝利脱出するのに時間かかったが、堅実な走りを見せてたし、マイル適正も高そうだと抜擢。サトノダイヤモンドの妹リナーテは消し。

■買い目
タイセイから馬連流し、ベルカプリからワイド流し。

■結果
逃げるボンセルヴィーソ、2番手につけてたベルカプリが直線でも粘るも、残り100mくらいでベルカプリが脱落。3番手につけていたジューヌエコールが最速の上がりで追いつめ差しきったとこでゴール。ジューヌエコールのセンスの良さと福永の巧さが光ったレース。タイセイスターリーは良いところなく8着惨敗。

ジューヌエコールはなかなか良い馬だが、大きく成長するか、ホウライアキコ的な流れになるか。スピードを活かしてマイルで活躍するもオークスは距離適性から惨敗。秋にダート転向で爆発…みたいな妄想をしています笑。

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買うつもりはなかったのですが、土壇場で東京12Rも買ってみた。オッズを見ずに馬連3頭ボックス勝ったら的中したんですが、圧倒的1番人気決着で的中したのにマイナスという…。




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「完全芝向き血統」新種牡馬タートルボウル産駒がダートで良績という謎現象



今年のファーストシーズンサイアー(新種牡馬)ランキングを見てたのですが、総合トップはルーラーシップ。キングカメハメハ×エアグルーヴという超良血だけあって、さすがの成績。5歳時が一番成績良かったルーラーシップだけに、これから産駒が年齢を重ねていけばもっと良くなるかもしれない。

地方リーディングはフリオーソ。先日取り上げたコスモスも強かったし、父ブライアンズタイムの後継者は意外とこの「地方の雄」フリオーソになるかも?

さてそんな中、総合8位にランクインしているタートルボウルという種牡馬に注目してみました。


タートルボウルは現役時代G1シャンプラ賞を勝ち、G1イスパーン賞2着くらいの一流半くらいの成績を残したマイラー。引退後はフランスで種牡馬入りし、多くない初年度産駒から仏2,000ギニーを制したルカヤン(Lucayan)、仏クリテリウムアンテルナシオナルを制したフレンチフィフティーン(French Fifteen)を輩出。そして社台が購入し、2012年暮れに社台スタリオンステーションに。

初年度は100頭以上に種付けし、翌年からも80頭台とコンスタントに種付けしてるみたい。種付け数、種付け料から社台的にはわりと期待してるような感じもしなくもない。フランス時代の実績もあるし、ノーザンダンサー系の異流ナイトシフト系なのでたくさんいるサンデーサイレンス系との相性も良い。

タートルボウルの父ダイヒムダイアモンド(Dyhim Diamond )は独仏のG3を勝ったくらいの二流スプリンター。タートルボウルはマイラーなので父似ではあるが、ダイヒムダイアモンドの代表産駒のバナビー(Bannaby)はフランスの距離4,000mのカドラン賞や2,400mのマドリード大賞を勝ったステイヤー。よくわからない。

タートルボウルの血統表を見るとやっぱり芝向きだよなーという印象しかないんだけど、2歳のこれまでの成績を見ると謎にダートで良績を残してる。門別の重賞サッポロクラシックCを勝ったフライングショットや中央500万下プラタナス賞2着のラバピエスなどなど。

どう考えてもダートに向いてるとは思えないタートルボウル。これはスタミナ豊富だけどスピード勝負だと厳しく、結果的にダートで良い成績を残してるという感じなのではないかなと思ってる。今後産駒がどんどんデビューしてくれば統計的にももっとわかってくることが増えてくると思うので、今の成績で「タートルボウルはダート向き」とするのは時期尚早。

タートルボウルの動画を見てるとチャカチャカとしてて気性的にはうるさいのかもしれないけど、眼はなかなか良いものがある。こういう眼の馬は好き。だいたい気性悪いんだけど笑。



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ノベンバーSで最後方から追い込んで2着に入ったラヴィエベールに注目



土曜日に東京競馬場に行ってたんですが、その中で印象に残ったのがノベンバーSに出走していたラヴィエベール。ここまで4戦して3勝、2着1回という完璧な成績。勝った3つのレースではいづれも最速の上がりを記録している追込み馬。これは僕の好きなタイプだ!と人気ではあったもののラヴィエベールからの馬連を購入(馬単じゃないとこがアレですが笑)。

前半1,000mを61秒というちょっと遅いペースながら、ラヴィエベールは出遅れもあり最後方を追走。「いやー、ちょっと後ろ過ぎるんじゃないかー」と思っていたのですが、そのまま最後の直線に。ここでついにラヴィエベールのエンジンに火が吹き始め、一頭二頭と抜いていく。しかし、相当先頭とは差がある。

僕の前を馬群が通り過ぎた時は「これは届かない」と思ったのですが、脚色落ちずに抜け出したトルークマクトに迫り、ゴール。ギリギリ届いたかどうか…という際どい勝負に。結果ハナ差で2着でしたが、あの末脚はなかなか印象的でした。このレースでも最速の上がりを記録。もう少しペースが速ければ差し切れたかもなぁ。あと出遅れ。

追込み好きの僕としてはラヴィエベールを覚えておこうと思います。



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