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世界の競馬、日本の競馬

競馬を20年以上見ている僕が思い出のレースや予想、国内海外の競馬ニュースを紹介します。

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【競馬関連ブログのおすすめ記事】

米期待の種牡馬ハードスパン(Hard Spun)



先日アメリカで行われたCCAオークス。勝ったのはキャリア3戦目のクエスチング(Questing)。マザーグースS勝ち、エイコーンS2着の強豪ゾーインプレッシヴ(Zo Impressive)を破っての勝利はなかなか価値があるんじゃないかと思うのです。

このクエスチングとゾーインプレッシヴの父はどちらもハードスパン(Hard Spun)。初年度産駒からG1馬を2頭も出すとは好調です。

ハードスパンは現役時代ダート7ハロンのキングスビショップSを制したG1馬。その他、ケンタッキーダービー2着、ハスケル招待H2着、プリークネスS3着など、ちょっとジリっぽいのが玉に瑕。しかし、当時の最強馬カーリン(Curlin)を相手に果敢に逃げ粘った2007年のBCクラシック(2着)など実力はトップクラスでした。

ダーレー・スタッドで2008年から種牡馬生活を送っているが、同スタッドでは、バーナーディニ(Bernardini:ステイサースティの父)、ストリートクライ(Street Cry:ゼニヤッタの父)、メダグリアドーロ(Medaglia d'Oro:レイチェルアレクサンドラの父)、イルーシヴクオリティ(Elusive Quality:スマーティージョーンズの父)に次ぐ種付け料となっており、期待の程が伺える。

父はダンチヒ(Danzig)、母の父はアリダー(Alydar)の直仔ターコマン(Turkoman)という血統。ダートだけでなく、産駒の一頭レッドデューク(Red Duke)が英シャンパンSを勝っているので、芝もいけそうな感じ。



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アイルハヴアナザーの血統は日本にも馴染みがある



いよいよベルモントステークスです。今年はアイルハヴアナザー(I'll Have Another)がケンタッキーダービー、プリークネスSを勝ち、三冠をかけてベルモントSに挑みます。アファームド以来実現されていない米三冠馬が34年ぶりに誕生するでしょうか。楽しみです。

さて、このアイルハヴアナザーですが、徐々に前の方に進んでいき、最後は戦線ながら勝利するという玄人好みの勝ち方とも言えなくもないですが、圧倒的な力で勝利している感じではないので、底力のいるベルモントステークスを制する事ができるのか少し心配だったりします。


アイルハヴアナザーの血統ですが、以前にも書いたとおり、ディストーテッドヒューマー(Distorted Humor)の仔でトラヴァーズS勝ち馬であるフラワーアレー(Flower Alley)が父。フラワーアレーの母はフラワーアレーを産んだ後に日本に輸出され、ディープインパクトとの間にトーセンラー(きさらぎ賞勝ち馬)を産んでいます。トーセンラーは菊花賞で3着してるのですが、おそらくそのスタミナはディープ由来のものでしょうね。

ディストーテッドヒューマーはニ冠馬ファニーサイドを輩出したことで有名ですが、その他にはベルモントS、BCクラシックを勝った名馬ドロッセルマイヤー(Drosselmeyer)なども産んでいます。ドロッセルマイヤーのスタミナも母系のような気もしますが・・・。

というわけで、距離に不安がありますが、持ち前の勝負根性で頑張って欲しいですね。三冠馬の達成を見てみたい!



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チチカステナンゴ急死



非ヘイルトゥリーズンの血統としてサンデー系牝馬との交配が期待されていたチチカステナンゴが急死してしまったそうです。まだ14歳だったので残念。

欧州に残してきた産駒の一頭ヴィジョンデタがG1を4勝する活躍をみせており、血統面だけでなく期待が大きかったものの、日本での初産駒がデビューする前に亡くなってしまいました。

フォルティノ系の芦毛で可愛らしい姿でした・・・。




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